9月も後半に差し掛かり、朝夕と秋の訪れをより一層感じるようになってきました。
今回ご紹介するのは、陶芸とのコラボレーションの珍しいご依頼です。
宮崎県の窯元「生楽陶苑」様よりお預かりさせていただいた
虹彩色の陶玉をブローチに加工いたしました。
一見金属のような光沢をもった球体ですが、こちらは陶器の玉で
長年「曜変天目」を研究されている陶芸家の方が手作りされたもの。
生楽陶苑様では、地元宮崎のシラスを主原料に黒天目釉薬を作っておられ
特別な焼成条件が合わなければこのような綺麗な発色にはならないそうです。
今回、こちらの美しい色の玉を最大限生かしたシンプルになデザインで
ブローチの土台をシルバーにてお作りさせていただきました。
陶玉の裏には1カ所だけ元から穴を開けてあり、そこに芯を立てるようにしてブローチ金具を取り付けしております。
普段のご依頼は天然石との組み合わせがほとんどですが、
今回は貴重な経験をさせていただきました。
この度は宮崎県よりご依頼いただき、誠にありがとうございました。
文責 細井
佐賀市多布施2‐15‐1
0952‐23‐2280
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