みなさんこんにちは、ファクトリーエデンです。
まだまだ残暑が厳しい日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
夏の間、Tシャツスタイルなどで大活躍してくれたバングルやリングなど
お気に入りのジュエリーたちもお疲れ気味の季節かもしれません。
今回は、当店でもご相談をいただくことが多い「バングルの折れ修理」についてご紹介いたします。
↓修理前


大切に着用されていたものの、着脱の際の金属疲労により、中央付近から折れてしまっていました。
バングルはサイズが合っていないと、着脱のたびに無意識に開閉してしまい
どうしても同じ場所に負荷がかかり折れやすくなります。
「石がついているから修理は難しいかも…」と諦めてしまう方も多いですが
当店ではそんな難しい修理でも元の状態へ蘇らせることができます。
今回はその修理工程を少しだけご覧いただきましょう。
■ 工程1:石の取り外し(熱から守るために)

シルバーの溶接(ロウ付け)には、高熱の火を当てる必要があります。
しかし、天然石等は熱に非常に弱く、そのまま火を当てると割れたり変色したりしてしまいます。
そのため、まずは留められている石を傷つけないよう、慎重に一度取り外します。
■ 工程2:折れ部分の溶接(ロウ付け・補強)

石を外した状態で、折れてしまった断面を綺麗に整えます。
ただ繋ぐだけでは強度が落ちてしまうため、亀裂をしっかり埋めたり
必要に応じて補強を施しながら、職人の技術でしっかりとロウ付け(溶接)していきます。
■ 工程3:石留め・イブシ直し
↓修理後(石留、イブシ直し、最終研磨)

無事に本体が繋がったら、取り外していた石を元の石枠へ再びしっかりと留め直します。
さらに、ネイティブアメリカンジュエリーなどの風合いを再現するため
再度イブシ加工を施し、立体感や陰影を戻していきます。
■ 工程4:最終研磨(仕上げ)

最後に、余分なイブシを落としながら全体を丁寧に研磨します。
キズやくすみが消え、シルバー特有の美しい輝きを取り戻していきます。
後ろから見ても、どこが折れていたのかほとんど分からないほど綺麗に仕上がりました。
石も元通りしっかりと固定され、独特の渋いイブシの風合いもバッチリ残っています。
■ バングルを長く愛用していただくために
せっかく綺麗に修理してもまた着脱のたびに無理に開閉してしまうと
同じ場所から折れてしまう原因になります。
当店では、修理の際にお客様の手首に合わせた「サイズ調整」も承っております。
開閉せずに手首の横からスムーズに着脱できるようサイズを合わせることで
金属疲労を防ぎ、これから先も長くご愛用いただけます。
お気に入りのバングルにヒビが入ってしまった、折れてしまった、という方は
ぜひ一度ファクトリーエデンにご相談ください。遠方からの郵送でのご依頼も承っております。
文責 吉村
佐賀市多布施2-15-1
0952-23-2280
12:00-20:00(木曜定休)
info@f-eden.com

