3月に入り、少しずつですが春が近づいていたのを感じるようになりました。

今回は、ルビー、サファイア、エメラルドの三大宝石を扱ったリフォームをご紹介いたします。

お持込いただいたのは、K14金のアンティーク感あるリング。

正面には、ルビー、サファイア、エメラルドとメレダイヤモンドが留められていました。

大粒の天然石を留めたデザインのリングでは、指をぶつけたりなど外的要因で石が割れてしまう事があります。

その為、少しでも天然石への負担を減らし、普段使いが出来るように

シルバー製のカジュアルなブレスレットへリフォームさせていただきました。

三大宝石は希少性、モース硬度の高さ、美しさの3つを兼ね備えていることからそう呼ばれるようになりました。

ですがモース硬度(ひっかいた際の傷のつきにくさ)がルビー、サファイアの次に高いとされるエメラルドは

その性質上、衝撃にとても弱く『職人泣かせ』の石としても有名です。

そんな個性豊かな三大宝石を、傷つけることのないようリングから丁寧に取り外し

1つ1つのサイズに合わせた石座に石留いたしました。

シルバーの明るい輝きとそれぞれの鮮やかなカラーや魅力的なブレスレットに仕上がりました。

H様、この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。

文責 山口

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