12月も中旬に差し掛かり今年も残り少なくなってまいりました。

2023年やり残したことが無いように残りも頑張っていきましょう。

さて、今回はアクセサリーでよく使われるシルバー(SV925)について

詳しく解説とお手入れ方法などをご紹介いたします。

お持ちのシルバーアクセサリーなどをよく見ると、指輪の裏や、

ネックレスのプレートなどに、小さく925と刻印が打たれているものを目にする機会があると思います。

あの数字が何を意味するのかご存知でしょうか。

SV925という数字は、すべての製品に刻印されているわけではなく

シルバー製品の中に含まれる銀の割合が関係しています。

100分率にした時の銀の割合が92.5%で、残りの7.5%が

銅などの割金になっており、銀の割合の92.5%という数字がSV925として刻印されています。

これを聞いて、なぜ割合を100%にしないのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

純度100%の純銀は、やわらかく傷のつきやすい金属です。

ですので他の金属(割金)を混ぜることにより、強度を上げて傷や歪みなどを生じにくくしています。

<Before>

<After>

次にシルバーが変色する理由についてですが

シルバーの変色は硫化反応といって、赤茶っぽく見えたり見えたり、黒く見えたりします。

硫化したシルバーは腐食しているわけではませんので、放置する時間が長くなるほど黒っぽくなるものの

鉄が錆びるように脆くはなりません。

よく錆びてしまったと思って使わなくなってしまう方もいらっしゃいますが

シルバークロスやシルバークリーナーなどでお手入れをすると元の色に戻すことできます。

また、メンズアクセサリーなどでは、あえて硫化の黒ずみを活かした「イブシ仕上げ」の製品もあるので

アンティークなデザインのアクセサリーなどは多少黒ずみがあったとしても、かえって味わい深く見えます。

先程ご紹介した手入れに使用するクロスやクリーナーはファクトリーエデンでも販売もしております。

シルバーアクセサリー等の磨き直しやメッキ、イブシのかけ直し等も行っていますので

綺麗にしたいシルバーアクセサリー等がある場合は是非ファクトリーエデンにお持ちください。

文責 吉村

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